撫子(ナデシコ)の花言葉とその逸話は?
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おしとやかな日本人女性の美称、
「大和撫子(やまとなでしこ)」でおなじみ、撫子(ナデシコ)の花。
平安の昔から日本人は、撫子(ナデシコ)を可愛らしい女性や子供の例えとして用いてきました。
![撫子(ナデシコ) 花言葉](https://hanapresent.com/nadeshiko01.jpg)
あの清少納言も枕草子の第六四段にて、「草の花は、なでしこ」と記しています。
その可憐さから秋の七草のひとつにも数えられている花、撫子(ナデシコ)。
今回はそんな撫子(ナデシコ)の花言葉と逸話をご紹介いたします。
目次
撫子(ナデシコ)の名前の由来とその逸話
撫子(ナデシコ)の花の名前は、
花の姿かたちが「思わず撫でたくなるほど可愛らしい」ことから付けられました。
また、撫子(ナデシコ)には常夏(とこなつ)、懐草(なつかしくさ)等の異称もあります。
常夏は撫子(ナデシコ)が四季を通して咲くことから付けられた呼び名で、
懐草は慣れ親しみたい花であることからつけられたのだとか。
昔から、人々に愛着を持たれてきた花だということがよく分かりますね。
平安時代の歌人大友家持(おおとものやかもち)は
撫子(ナデシコ)の花を好んでいたことで有名で、
撫子(ナデシコ)について読んだ歌をいくつも残しています。
万葉集の中でも撫子(ナデシコ)が出てくる歌は二十六首あり、
そのうち十二首は家持作なことからも、
彼がとても撫子(ナデシコ)の花を好んでいたということが伝わってきます。
代表的なものは「なでしこがその花にもが朝な朝な手に取り持ちて恋ひぬ日なけむ」
(訳:あなたが撫子(ナデシコ)の花であったなら、私は毎朝手に取って愛でるだろうに)という歌です。
これは大伴家持が恋人の坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)へ贈った歌とされています。
彼がいかに恋人を愛らしく思っていたかが伝わってくるようです。
英語での撫子(ナデシコ)の呼び名は何通りか存在するのですが、
dianthus(ダイアンサス)とpink(ピンク)が特に有名です。
pink(ピンク)という単語は、
もともと撫子(ナデシコ)の花を指す言葉だったものが後に色の名前として定着したのだとか。
dianthus(ダイアンサス)はギリシャ語のdios(神)とanthos(花)
という単語を組み合わせて付けられた名前で、「神聖な花」という意味になります。
国は違っても撫子(ナデシコ)の花から受ける無垢で清廉な印象は、変わらないということなのでしょう。
撫子(ナデシコ)の花言葉
![撫子(ナデシコ) 花言葉](https://hanapresent.com/nadeshiko02.jpg)
無邪気 純愛 貞操
撫子(ナデシコ)の花言葉はどれも、花から受ける清らかで愛らしい印象から付けられています。
こういった意味合いを持つことから、ウェディングブーケに撫子(ナデシコ)を使う女性も多いのだとか。
また、撫子(ナデシコ)は色によっても異なる花言葉も持っているので、一緒にご紹介しますね。
ピンクの撫子(ナデシコ)の花言葉
純粋な愛
オーソドックスなピンクの撫子(ナデシコ)の花には、
やはり王道な「純愛」という花言葉がつけられました。
赤の撫子(ナデシコ)の花言葉
純粋で燃えるような愛
赤色の撫子(ナデシコ)には、情熱的な花言葉が付けられています。
白の撫子(ナデシコ)の花言葉
器用 才能
赤やピンクと異なり、白の撫子(ナデシコ)の花には「器用」や「才能」などの理知的な言葉が並びます。
赤の撫子(ナデシコ)の情熱的な印象と対照的に、どこか知的な花言葉が印象的ですね。
矢が花になった?撫子(ナデシコ)にまつわる伝説とは
![撫子(ナデシコ) 花言葉](https://hanapresent.com/nadeshiko03.jpg)
むかしむかし、東国の山道に悪霊の宿る大きな岩がありました。
この岩は人が通るたびに風をおこしたり、
うめいたりするので、人々を気味悪がらせていました。
ある日その話を聞いた島田時主という豪傑が、この岩の悪霊退治に出かけました。
彼は弓を取り、矢を放ち、見事この岩に命中させました。
それ以来、この巨岩はおとなしくなり悪戯をしなくなりました。
そして岩に刺さった矢は抜けることなく、そのまま撫子(ナデシコ)の花になったのだとか。
これが、撫子(ナデシコ)の花にまつわる昔話です。
悪霊も、小さな撫子(ナデシコ)の花を前にして暴れるわけにはいかなくなったのでしょうね。
撫子(ナデシコ)のまとめ
春から秋にかけて、その愛くるしい姿で私たちの目を楽しませてくれる花、撫子(ナデシコ)。
平安の昔から、人々はその愛らしさに魅了されてきました。
少し住宅地を散歩するだけでも、
撫子(ナデシコ)が植わっている家が案外多いということに気づかされます。
普段は通り過ぎてしまうような小さな花ですが、次見かけたときにはじっくりと眺めてみたいものです。
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