菊(キク)の花言葉と由来とは??
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この記事では花言葉の由来、
なぜ菊(キク)という名なのか等を始めとする様々な情報をまとめました。
構えなくとも知識が増える内容となっているかと思いますので、ぜひ読んでみて下さい。
目次
菊(キク)の花名の由来
それではまず、タイトルにもある、花名の由来からお話しますね。
<菊(キク)の名前の由来>
菊(キク)の名前は、「窮まる(きわまる)」がその語源とのこと。
そして、属名の学名「Chrysanthemum(クリサンセマム)」は、ギリシア語の
「chrysos(黄金)」と「anthemon(花)」が語源。というのを読み、なるほど。と凄く納得。
古来から愛されてきたこと、元気の象徴のような黄色。
そこから「黄金」と言う風に連想されたとしても何も不思議ではないと思います。
さて、そんな古来から愛されている「菊(キク)」。
いったいどんな花言葉があるのか。それをみていくことにしましょう。
菊(キク)の花言葉
実は菊(キク)の花言葉ってひとつじゃないんです。菊(キク)全般の花言葉以外に色別の花言葉もあります。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
<菊(キク)全般の花言葉>
高貴 高潔 高尚
※花言葉の「高貴」「高尚」「高潔」は、気高く気品に満ちた菊(キク)の花姿に由来する。
<色別花言葉>
赤 あなたを愛しています
白 真実
黄色 破れた恋
と知り、ちょっとびっくり。特に黄色の花言葉に驚きました。
私にはどうしても黄色から破れた恋というのはどうも連想できなくて。
なぜそうなのかが分からないのが残念ですが、高貴な方は、悲しみも上手にかくしてしまうということなのか。
なんだかちょっと考えさせられる花言葉ですね。
そして他の色のも改めてみてみると、仏壇に飾るイメージを合致させるものではないな。と思いました。
かといって花束に入れるというのも可笑しい。やはり独特な魅力を持つ花だなと改めて思いました。
菊(キク)と薬膳
菊(キク)は古くから日本で栽培されてきた植物のひとつで、様々な品種がありますが、
食用とされるのはごく一部ですが、その効能効果はとてもすばらしいものがあります。
それがこちらです。
<効果効能>
気を巡らせる作用、気逆(きぎゃく)を改善する作用、目の働きを調整する作用があります。
また、漢方でも菊(キク)やシマカンギクの花を「菊花(きくか)」と呼び、同様に使用します。
こうやって見てみると、自然と上手く共存してきたことがよく分かります。
あるものを上手に活かす。身近にあるものの良さを見落としてないか。と
振り返らせるメッセージまで含まれている気がします。
このように素晴らしい魅力にあふれているわけですが、味が独特な為、単独で使われることは少ないとのこと。
試す際は専門家や主治医に相談してからがいいと思います。
めっちゃカラフル!!な菊(キク)「染め菊」とは??
一口に菊(キク)と言っても実はいろんな種類があることご存知でしょうか?
そのうちのひとつである「染め菊」を今回取り上げます。
その特徴は何と言ってもその色のバリエーションの多さだと思います。
具体的には、紫・レッド・ピンク・桃色・ローズピンクなどがあります。
イメージしやすいようにそれぞれ1枚ずつ載せますね。
国王菊
牡丹菊
個人的には国王菊が好きですが、沢山の色があるようなので色々楽しんでみて下さい。
菊(キク)と染物
ここまで読んでくれた方はお分かりのように、菊(キク)は観るだけじゃなくて色んな使い方が出来るのです。
そして、その使い方のひとつとして先程は薬膳を紹介しましたが、
この項目では「菊(キク)と染物」と題して語っていきます。
<菊寿染め>【読み:きくことぶきぞめ】
明和から天明にわたり、江戸で大流行した模様染めで、菊(キク)の花と寿の字とを
交互に染め出したものです。
当時の歌舞伎役者二代目瀬川菊之丞が愛用した染め模様で、着尺はもとより、帯模様としても使用されました。
なるほど。菊(キク)と刀ならぬ「菊(キク)と寿」これはいいですね。
それを歌舞伎役者二代目瀬川菊之丞が来たとなれば、あれよあれよと人気が出たのではないか。
そんな風に思いました。
画像が見つからなかったため、想像するしかありませんが、機会があれば、ぜひチェックしてみて下さい。
マイナスを魅力に変えてしまった移菊とは??
人は、自分の嫌いなところ、欠点をいかに消すかに必死になることが多いですが、こちらの菊は違います。
「マイナスを魅力に変えてしまった」のです。
それがとても興味深かったので取り上げることにしました。よろしければこのまま読み進めて下さい。
<移菊とは??>
移菊(うつろいぎく)とは晩秋のころ白菊が花弁の端から紫がかって来たものを言います。
園芸用語で言う「霜焼け」に過ぎません。
しかし、平安貴族の紫への愛着から、ともすれば通常の白菊よりも美しいとさえされました。
そのことは、源氏物語や古今和歌集、重ねの色に扱うなどさまざま方面で表現されています。
通常植物に「うつろひたる」を使うと、みすぼらしくなった様を指すが、「うつろひたる菊」と表現している場合は別格。
美しいものとして扱われるのです。
「うつろひたる」の後が「花」なのか「菊」なのかでこうも評価が変わるのかと驚きました。
菊を楽しむ機会がある時、少し気にして見てみるのも楽しいかもしれませんよ。
重陽の節句
ここまででも十分その魅力に触れたとも言えますが、最後にもう一つだけ話させてください。
季節行事で「重陽の節句」というのがあるのをご存知でしょうか。
別名「菊の節句」「栗の節句」等と言われているこの「重陽の節句」なぜそういうのか知っていますか?
その由来は 「九」という陽の数が重なることから重陽(ちょうよう)といいます。
昔、中国では奇数を陽の数とし、陽の極である9が重なる9月9日は大変めでたい日とされ、
菊の香りを移した菊酒を飲んだりして邪気を払い長命を願うという風習がありました。
また、収穫の時期にもあたるため、庶民の間では「栗の節句」としてお祝いをしていました。とのことでした。
元から日本にあった風習ではないけれど、四季を大事にする日本らしい風習ですよね。
是非これからものこってほしいものです。
菊(キク)のまとめ
長文お付き合い頂き有り難うございました。いかがでしたか?
一口に菊(キク)と言っても随分と色々あるものだと思いませんか。
人も植物もコレが魅力なの!とある一面だけみて決めてしまうのでなく、
色んな方向から見てみると「あっ!食べられるんだ」とか「漢方」にも使えるんだとか
「和歌の題材」にもなるんだとか様々なことに気づけるわけです。
更に言えば、いつもよく見ている種類だけでなく、いつもとは違う種類で楽しんでみるとか
色んな工夫が出来る花だということが分かりました。
このように菊(キク)について深く知ったことで、今年の「9月9日の重陽の節句」
いつもより意識して迎えることが出来そうですね。
最後まで読んで頂き有り難うございました。
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